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Diary in Deutschland Diary in Philippines
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今回は少し指向を変えてみます。

ドイツの観光地を歩いているとちょくちょくGedenkstätten~と言う案内をみかけます。
これは追悼碑、記念碑、メモリアルとでも訳せばいいのでしょうか?
私が訪れた、たまたま発見したそんな場所を紹介します

Freiburg Uniのホールにて
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これは一部ですが、壁一面に名前と写真(黒く写っているものです)が書かれ、貼られています。
その写真にはアドルフ・ヒトラーも写っています。
察しがつくかもしれません、これはFreiburg大学の犠牲者を追悼するものです。
反ナチ運動をした教授や、ユダヤ人の生徒の名前が書かれています。
よく見ると最後はピリオドではなく、コンマです。
これが意味することは?

ちなみに階段を登るとWW1の犠牲者追悼碑があります。


Heiliggesistkirche in Heidelberg (聖霊教会)
CIMG2070.JPG









Heidelbergといえば…いつも日本人にあふれる観光地です!
この教会はHeidelbergに行った方は誰しも見ることになるかと。
中のステンドグラスはどれも斬新なデザインです。
この一枚もまた、ステンドグラスにしては変わったデザインだと思いませんか?
そして日付は、私たち日本人にとって、世界にとっても大きな意味をもっています。
これは広島に向けてのステンドグラスです。


Berliner Mauer Dokumentationszentrum(ベルリンの壁記念センター)
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記念館からの眺めです。
緩衝地帯と壁が残されています。
壁の大半は以下の写真のように、プレートが残されているだけなのですが、ここはそのまま保存されています。
この記念館では壁について学べますし、無料なのでお勧めです。
少し中心地から離れますが(・v・)

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あれらの壁はどうなったのか?
こうして記念プレートとともに跡が残されているだけです。

時代は遡り…
Topography of Terror
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ゲシュタポ本部跡地にナチスの実態などが展示されています。
近くのNiederkirchnerstr.にも壁が残っています。
私が訪れた時はまだ工事中で記念館は出来ていなかったのですが、どうやら完成した模様?
この時は野外展示のみでした。
ポルトガルからの修学旅行生…多分中学生くらい?がここでガイドさんに話を聞いていました

Checkpoint Charlie
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東西分断期の検問所、そして国境。ドイツ人はここを通ることはできませんでした。
外国人用ってわけですね。
検問所ということで車道になってます。写真を撮る際には車に気をつけてやってくださいね!
また不注意な観光客が…!と危なそうでした(;´・ω・`)

とりあえずここまで!
次はBaselあたりを紹介したいです!


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前回に続きストラスブールを!
いつ行ったんだろう?と見たら2009年5月下旬だったので、春の日の、ですね。
ただ、この日はすごく暑かったのをよく覚えています。

前回はホストファミリーの車で行ったのですが、今回は電車で向かったのです

近代的な駅舎。広く緑が綺麗な広場に面していました。
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Ponts couverts、対象となる橋という名前がついた橋
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水路が巡らされている町なのですごくきれいです
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どうやらこの一番左の建物はレストラン?でケーキが美味しいそうですよ!
確かではないですが…

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どこだったか名前は忘れたんですが…手前の方がどうやらツアコンの方らしいので、多分有名な教会の…はず。
仏の栄華を表すもので、鷹はハプスブルク家、ライオンは…スペイン??どこだったかなぁ…あと…
とりあえずなんだか暗喩してるそうですよ!(忘れた

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大聖堂前の郵便局、前回もここにパトカー停まってたのでいつもここ、いるんだと思うんですけど…
まさかの女性用ウィッグがあってですね!
何に使うんだよ!女装するのかよ!と皆で爆笑しました

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欧州議会会議場。
英語で It's your choice!となっているのに対し、ドイツ語ではdecideに近い、選択、を意味する単語があてはめられていたり、各国言語で若干ニュアンスが違うのも面白いかと。

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水路を利用して、遊覧船が出てるんですが、このEU 議会の前の大きな水路でU-turnして戻っていきます。

こんな素敵な家族も、この議会の前を泳いでいました(*´∀`*)

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以前ちょろっと書いたストラスブール。
アルザス地方の主要都市であり、ヨーロッパ審議会/議会の本部が置かれています。
人口は27万人ほどで、観光地として有名です。

私は2008年2月、2009年6月とこの街を訪れたのですが、今回は2月の様子を書きたいと思います。
次回に夏の様子を書きますね。

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小パリと呼ばれるだけあって、街並みがとても綺麗です。
2月かつ、16時過ぎの写真なのでうす暗いですが…
そして友情出演ホストファミリー

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少しアルザスらしい景色?
ホストファミリーと、見てあの細長い家(●*>v<)σ〃 と笑った記憶が

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ノートルダム大聖堂
142メートルで、教会としては世界6位の高さを誇ります。
66メートルの位置に展望台があり、ここまで階段で行くことができます。

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その眺めがこちら。
すごくきれいなので、ぜひ登っていただきたいです!
ちなみにもちろん螺旋階段なのですが…ですが…
私高所恐怖症なのですごく、こう、こう…
綺麗ー!こわいー!あー!きれいー!ぎゃー!
と叫びながら登りました。



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オマケ。アルザスのデザートトルテ。青白く見えるのは、上にかかったアルコールに火をつけて砂糖をこがすというパフォーマンスのためです(´V`*)
友情出演ホストファーザーと友人。
カメラ弄ってる辺りがTypisch Japaner!日本人らしいと思いませんか。

独語ではFlammkuchenという、ピザに似た料理がここアルザスの名物です。
ブロックベーコン、タマネギ、スタメナもしくは生クリームをこのような生地に乗せて焼き上げるもので、とても美味しかったです!
私はタマネギが嫌いなので抜いてもらいましたが(・v・)

私たちが訪れたこのレストランはストラスブール郊外で、よりドイツ国境に近い場所でした。
車ででないと来れないような、外れにある場所だったので、フランス人一家と私たちだけだったんですが、すっごく素敵なレストランで^^
メニューは独語と仏語、オーナーのおばさまも独語を話せました。
帰り際、陽気なホストファーザーらしく、フランス人一家にドイツ語で話しかけていたんですが、相手方のお父さんがドイツ語で返してくれるというアルザスらしい光景が。
その子たちはどこから?との質問に、日本です、と答えると、Japaner!\(^o^)/と大手広げて喜んでくれたのがいい思い出です(*´∀`*)


では次は夏のストラスブールを!
Au revoir!



ライプツィヒなのかライプツィクなのか?
お好みで、そんな街Leipzig。
先日10月3日に記事を書けたらよかったかもしれませんね。

ここLeipzigのHauptbahnhofは欧州最大の床面積を持つそうで!
近代的な建物内とは対照的に?外観はとてもドイツらしい、綺麗な建物でした。
そしてホームが広くて歩くのに疲れました(´o`)

そしてここはもちろん旧東独の街、ということでアンペルマン信号なのです!可愛い!
うっかりしていてこれらの写真はないのですが…

Nikolaikirche、ニコライ教会、DDRの月曜デモにつながる教会です
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内部はこうなっています。
統一後改装したようです~
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天井部はこんな感じ
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この柱はGedenksäule、記念の柱として教会横の広場に立っています。

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こちらThomaskirche前のBachさん。
私は音楽に疎いので、Bach知ってる!3B! 祭壇にプレート!像!よし!次!
とまぁそんな感じで…
音楽好きにはたまらないようなバイオリンの展示などもありました。

ここLeipzigにはStasiの施設があったのですが、今は„Runden Ecke“と呼ばれる場所でStasiの展示施設になっています。丸い角って感じですかねぇ直訳では。
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そして私のオススメスポット
Zeitgeschichtliches Forum
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ここも上記の博物館も無料なのですが、特に東独の資料に富んでいてすごく見ごたえがあります。
とても綺麗な博物館ですし、音声や映像など、何時間でも滞在できそうな博物館です。

この写真には入ってないのですが、入口付近にモニュメントというか像というか、があり、ドイツで3つしかないナチ式敬礼をしているモニュメントの一つがあります。
言われてみたらそうだわ、程度の印象だったのですが、Leipzigに行く際には是非。
市役所近くにこの博物館はあります。

Leipzig大学はドイツでHeibelberg大の次、2番目に古い大学だったりと何かと歴史に満ちた都市。
もう一度行きたい街です!


Heidelbergから電車で30分もしない場所に位置する街、Mannheimを紹介します。
ドイツ旅行の際、ここの駅で乗り換えることも多いのではないか、と思います。

ここMannheimは31万人ほどの、ドイツとしては比較的大きな街?です。
中心部にはMannheimer Quadrate(マンハイムの四角形)と呼ばれる区があり、京都や札幌のように格子状に区画整備がされています。
そしてその区画内にある
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Wasserturm(給水塔)がこの街のシンボルとなっています。
Mannheim HBFから大通りを直進し徒歩5分ほどすると右手にあるので、乗り換えで時間を持て余した時に行ってみるのもいいかもしれませんよ(´V`*) 前後にある噴水が綺麗です!


ドイツ人にMannheimと言うと、WasserturmもしくはLuisenparkのあるところね、と返ってくることが多いです。
フランス人もLuisenpark(動植物公園)を知っていました。

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車窓からも見えるこの宮殿は一部が宮殿としての展示がなされており、大半は大学施設になっています。
この宮殿と先ほどのWasserturmはWW2後に再建されたものです。

この街は工業都市であり、古い街並みもあまり多くはありません、新しい街という印象を受けます。
ちなみにドイツ人に、Mannheimと言うと、ちょっとつまらなさそうな…顔をされたり酷評を…
州は違えど、Rheinを挟んでのお隣の街Ludwigshafenにはかの有名なBASF(化学業界1位になったこともある巨大企業です)の本社があり、MannheimにはDaimlar系、Mercedesと同じグループに属するEvoBusがあることから、なにかと対抗心があるそうです(・v・)
ちなみに、Carl Benzが作った初の自動車が走った場所がここMannheimです。

SAPアリーナを拠点とする、MannheimのアイスホッケーチームAdler Mannheimは1980, 1997–99, 2001, 2007 年にドイツのアイスホッケーリーグを制していて、アイスホッケー人気がすごい街です
実際に試合を見にいったのですが、それはもう…熱かったです
Adler、鷲を冠しているからか?指笛で相手を威嚇する時間があるんですよ~
7回の風船飛ばし的な…
それにびっくりしまくった経験が(・v・*)

ちなみにサッカークラブは…みなさん近場のHoffenheimかKaiserslauternあたりを応援しています


なぜこの街を紹介したのかというと、私が初めて滞在した海外の町、ドイツの町がここMannheimだからです。
やはり思い入れはありますね…!
ホストファミリーが住んでいるので、なんだかんだでここ3年毎年お邪魔しています
4年連続となるか、は今後次第ってとこですが、長い付き合いになりそうな街です

今度は写真たくさん上げれる街を紹介しますねφ(・ω・ )