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Diary in Deutschland Diary in Philippines
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前回力尽きて紹介できなかったGlücksburgを今回紹介したいと思います!
この町も、海の向こうはすぐデンマークという国境の町です。
人口は6000人弱とこれまた小さな町。
前回紹介したFlensburgから、バスで30~40分ほどで一番の名所の城に到着します。
しかし本数が少ないので要注意!下手したら帰れません(笑)

名所とは、この可愛らしい
Schloss Gluecksburg
この町の名前自体、「幸せの城」という意味なので、直訳したら幸せの城宮殿みたいな感じになっちゃいます(´V`*)

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湖の中にあるので本当綺麗で綺麗で!

ちなみにこの町、デンマーク国境とあって、道に迷った際おじいさんに尋ねたところ、ごめんねーEnglishかDanskしかできないんだ~と返ってきました。
そして案の定困る日本人2人。
ドイツにいたらドイツ語だけでOKか?答えはNein.

この町やFlensburgが属するSchleswig-Holsteinの公用語は、ドイツ語・フリジア語(オランダのフリースラント州~ドイツ北海沿岸部固有の言語)・低ザクセン語(英語やフランス語に似たドイツ語、正しくはPlattdeutsch)、そしてオランダ語です。
それゆえ、おじいさんがオランダ語と英語しか出来なくても何ら不思議ではありません。



今度はどの町を紹介しようかなぁ…

 


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南部ばかり紹介してきましたが、一気に北上して、デンマーク国境の街、Flensburgを紹介したいと思います。
ここは人口9万人弱の港町です。
この街で初めてドイツの海を見ました…!その先すぐはデンマークの海なんですが(・v・*)

ここはなんといっても、なんといっても…!
Flensburgerの本場…!辛口ビールで本当美味しいんですよ~!
しかし、ドライバーにとってはあまり聞きたくない地名だったりするのです、ここ。
理由は…
交通違反の点数管理を行うドイツ政府の連邦自動車局がここにあるので、そのため交通違反の点数をフレンスブルク点数と呼ぶことがあるんです(´∀`;)
そんなのなので、ここで違反切符切られる人も多い多い…すごく厳しいそうですよ。
Flensburg行くんだー!とホストファミリーに言ったところ、昔パパがここ切られたとかで…!

まぁ色々とネタに富んだ街、

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北とあってまた違った街並みがみられます。

そして何よりも

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港!カモメ!海の匂い!

港町とあって?みなさんすっごく気さくに話しかけてくれます。
パン屋ではおばさまが、道では犬の散歩をしているお兄さんが反対車線から(´∀`*○)

すぐ隣がデンマークなので、バスの行き先もデンマークの地名だったりする、国境の街!という感じでした。
ちなみにデンマークには行き損ねましたが、Hamburg~FlensburgのREにて、デンマーク人一家と同じコンパートメントでした。そして車掌さんがデンマーク人でした、すごく国際的。

次はNr.2とみせかけてFlensburgのおとなり、Gluecksburgをちょこっと、ほんのちょこっと書こうと思います!
一緒にしたかったんですが力尽きましたorz



ドイツには人口100万人を超える都市は少なく、人口20万人ほどのFreiburgにもICEという高速列車が乗りいれるほどです。
そして今回紹介する町はRE(Regional)、在来線、直訳では地方列車とでも言うのでしょうか、で
1時間に2本帰りの電車があるかないか、そんな町Bad Wimpfenを紹介します。
この街はHeidelbergの南東に位置します。
一応ガイドブックには載っている町なので、時々日本人も来るのでしょうか?
日曜日だからなのか…人気の無い、なさすぎる(笑)町の入り口で出会ったおじいさんが、日本からでしょう?と声をかけてくれました。

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人口7000人ほどの小さな町ですが魅力的なのはなんといってもこの街並みです。
奥に見えるのは青の塔。650年以上途絶えず番人が住んでいるそうです。
その証拠に、ドイツ人らしく窓周りが綺麗にあしらわれていましたよ(´V`*)

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丘陵地帯の町なのか、緩い坂道が多いです。

おや?
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時期的なもので、日曜のTourist Infoは閉まっていたものの、ここには優秀なガイドさんがいます。
かまってかまってーと人懐っこい猫がこの街にはいっぱいいて、写真のネコについて周るのが楽しかったです(*´д`*)いちいち振り返ってくれるんですよこの子!おなかもふもふ触らせてくれたり…!
一般道の上で座り込みネコと戯れる日本人3人、さぞ不思議な光景だったでしょう…

最後に
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この街には中世からの城壁が残っているのでその上から見た隣町の写真です。
ドイツは町の始まりと終わりがはっきりしていて、(そしてやっぱり教会がある、教科書通りですね)そこがまた美しさではないかなぁと思います。

小さな田舎町への日帰り旅行もなかなか楽しいものです。


本当はサンスーシ宮殿でもまとめようかな~と思ったのですが、城シリーズということで…
オーストリアはザルツブルクにあるFestung Hohensalzburgを!

ナポレオンでも攻略できなかったとかいう城塞です。
なのでSchlossではなくFestungなわけですね。

hochを掲げるだけあって本当に高台にあります。

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手前のはオブジェですよ(ノ∀`)

この手前の広場から、トロッコで行けるはずが…天候のため動かないとのこと。
そんな…と思いながら健康的に徒歩で上まで。
あ、そうそう、このザルツブルク、Salzburg Cardなる観光パスがあり、駅やTourist Infoで買えます。
バスや主要観光地の入場料がただになるので、お勧めですよ~
この城や美術館、トロッコもただになりました。

そして城からの眺めはなかなか素晴らしいものが!

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ドナウが見えます~

そして城内展示には、WW1の時期のものが。
Alpiniという、イタリアの山岳部隊との雪山での戦いの展示でした。
これは固定なのか、たまたまそうだったのかはよくわからないんですがヾ(・ε・。)ォィォィ
Monte Cimoneという…Cimone山?かな?
うーん、いかに雪山での戦いが過酷か、っていうのが伝わってくるものでした。
その中でも印象的だったのがこのEdelweiß
ドイツ語で
「榴弾の破片から作られたMonte Cimonからのもの」
って書いてあるのです。

Edelweiss.JPG


そして帰るころには運転してたのでトロッコで下まで!

Bahn.JPGSchach.JPG

奥にちまっと見える黄金の球体が、さっきの写真に写ってたオブジェですよ(*´∀`*)

そしてさっきの広場ではSchachしてました!

ハリポタみたい!と思ったり(´V`*)

ちなみに城塞とあって、そんなにきらびやかなものではありません。
ドレスとか装飾とか好きな友人に対し、大砲がある!甲冑!とかはしゃぐ私。
友人は退屈そうでした(´∀`;)
そして●●ちゃんってなにか趣味、違うよね…と言われちゃう始末。
(∩゚д゚)ア-ア-キコエナ-イ





ドイツ旅行についてまとめよう!
ということで、時間系列を無視して場所別記事を書いていきます~

なぜ最初がホーエンツォレルン城かといいますと…
最近暑くなってきましたよね~
そこでこの記事を見て涼しくなっていただこうかと(・v・)

交通の便がわるく、Neuschwanstein城と同じく一日奪われてしまうHohenzollern城ですが…
本当に不便なので、パック旅行には向かないんだろうな、と思います。
行かれる際は下調べをきちんとしておかないと、Hechingenでこまるかと。

まずはStuttgart HbfからHechingenに向かったものの、Tübingenで終着のアナウンスが。
不測の事態にアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ となったらただの切り離しで、前の車両に移動したらいいだけでした。

そしてHechingenからバスで山頂付近まで。
しかし、バス停兼駐車場に車はほぼ皆無。ポツーンと取り残されて若干不安になりました。
今日城…あいてるよな?と。

そう…この日は…

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こんなだったんです。
雪も降ってるし、でもバスが運行してるってことは…いいよねってことでまさかのここ、登りました。
お前看板見ろよ!車道歩いてねって書いてあるだろ!ってつっこみはなしでおねがいします。
あまりにてんぱってしまって、足跡あるしここだろ!と登ってしまったのです。
おかげで膝まで雪にうまり、こけてしまいつつ、途中で足跡も消えたので車道歩きました。
良い思い出です…(´V`*)

で、登ったら

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きましたよこの視界の悪さ…!ですが圧巻でした!
プロイセン好きな私にとっては

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これだけでもうテンションがおかしいことに…!

ま、

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この視界なんですがね…(ノ∀`)

ちゃんと他にも観光にきていたつわものたちがいましたし、城の中は暖かかったです!
ひったすらにフリードリヒ大王の絵が飾られ、デスマスクもあり…
宝物庫では王冠も!
プロイセンブルーが良いかんじの勲章などなどもあったのですが、何より、7年戦争時の大王の軍服があるんです!銃痕もくっきりと…
1人でいったので誰にもこの感動を伝えられず、一人興奮してました。

その後がっつりshopで買いこみ、レストランで帰りのバス待ちをしてたら、おじさんがApfelkuchenを2つも下さって…!
ですよね、今日これじゃ営業もあれですよね…

なんたってこの雪、この100年で一番だったそうですよ!(・v・*)ある意味レア…

帰りのバスにも無事乗れて、満足しながら帰ることが出来ました~
全然城の周り散策できなかったので、いつかリベンジしたいとこです!